「Copilot、Word文書まとめて」で社内全滅? 勝手に増殖するAIウイルスで大騒ぎ:895th Lap

「Microsoft Copilot」が仕事で使われるようになるなか、Word文書を介して感染が広がる、これまでとは少し違った脅威が見つかった。生成AIを仕事で使う企業が増えているだけに、警戒した方が良さそうだ。

 生成AIは、さまざまな文書を読み取り、要約や分析などをしてくれる便利な技術だ。だが、その文書に書かれた文字列を、単なる「情報」ではなく「命令」として受け取ってしまうことがある。この性質を悪用し、「Microsoft Copilot」が読み込む「Word」文書に悪意のある指示を仕込み、感染を広げる「AIワーム」が報告された。

 従来のウイルスのようにプログラムを実行する必要はない。Copilotに文書を読み込ませるだけで、悪意のある命令が別の文書にもコピーされ、その文書が社内で繰り返し利用されれば、利用者が気付かないうちに、悪意のある指示が次々と別の文書へ広がる可能性がある。生成AIを仕事で使う企業が増えているだけに、情報システム部門も、これまでのウイルス対策とは少し違うものとして、警戒した方がよさそうだ。

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