ノークリサーチの調べによると、2007年の調査分析では92.1%がパッケージ製品を利用中。実際のユーザーシェアを紹介する。
ノークリサーチの調べによれば、財務管理パッケージは、2007年5月から9月の調査分析での有効回答数775件のうち、パッケージ製品の利用が92.1%で参入ベンダーも多く、オーダーシステムは7.9%と、パッケージ化が進んでいる。
利用率シェアでは、有効回答数714件のうち、OBCの「勘定奉行」が33.3%で2位以下を大きく引き離している。2位は弥生の「弥生会計」で12.7%、3位がPCAの「PCA会計」で11.3%を獲得している。
また、今後の導入予定では、「勘定奉行」が有効回答数198件のうち33.8%で強く、2位の「弥生会計」が11.1%、3位がミロク情報サービスの「財務大将」で10.6%となった。「勘定奉行」は知名度と販売チャネルの豊富さなどのアドバンテージをもち、中堅、中小企業の横並び主義から実績の多いものを選択する傾向があることも指名買いの理由とみられている。財務管理パッケージの導入後の評価については、シェア上位5社で評価の差は小さく、全体的に高くなっている。
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