メディア

メールシステムとセキュリティ対策状況(2014年度)IT担当者300人に聞きました(3/5 ページ)

» 2014年06月24日 10時00分 公開
[キーマンズネット]

大企業で導入が進む「メールセキュリティ対策」、誤送信対策は中小企業の約4倍

 次に、「実施しているメールセキュリティ対策」について尋ねた(図3)。1位は「ウイルス対策」で93.9%、2位は「スパムメール対策」で73.8%、3位は「メール誤送信対策」で27.1%、4位は「メール暗号化」で25.1%、5位は「メールアーカイブ・フィルタリング」で24.5%いう結果となった。

 前回の2012年の調査と同様、ウイルス対策やスパムメール対策の割合は全体的に高い傾向にあり、また、「メール誤送信対策」「メール暗号化」においては、従業員規模が大きくなるにつれて導入率が高くなっている。

 特に、「メール誤送信対策」は100人以下の中小企業が10.7%に対し、1001人以上の大企業では38.8%と、その差は約4倍にも及ぶ。全体順位の目立った変化としては、「誤送信対策」が前回調査では5位だったのに対し今回の調査では3位に浮上した。

電子メールにおけるセキュリティ対策 図3 電子メールにおけるセキュリティ対策

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

会員登録(無料)

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。