最後に、タブレットを「導入済み」と回答した人に実際の「満足度」を尋ねた。その結果、「とても満足している」が10.8%、「まあ満足している」が48.0%、「やや不満がある」が34.3%、「とても不満がある」が6.9%であった。まとめると全体で「満足」と回答した割合は58.8%、「不満」は41.2%となった(図5)。
図5 タブレット導入の満足度
「満足」「不満」それぞれに寄せられたコメントの一部をご紹介する。
満足
- 重いPCを持ち歩かなくていいところ
- 持ち運びが便利で、立ち上げも簡単
- 紙よりも必要に応じて拡大して見たり、検索機能が使えたり導入のメリットを感じている
- 資料を印刷する必要がなくなった。直前に資料の入れ替えができるなど
- 紙の会議資料が激減した
- 比較的画面サイズが大きいため、リモートデスクトップ端末として利用しやすい
- PCを使えない高齢の役職者が外出先でもメールを見られるようになった
不満
- リテラシーが高くない状態で導入したので、コストに見合った活用ができていない
- バッテリー持続時間、充電所要時間にやや不満あり
- セキュリティ確保のための手順が煩雑である
- セキュリティプログラムによりパフォーマンスが悪化しイライラする
- 普段はWindowsを使用しているが、ダブレットはiOSなので使い慣れない
- 社内端末がWindows7、タブレットがWindows8で操作方法に違和感がある