2015年上半期は上位3社の顔触れは前年同期と変化がないものの3社合計のシェアが上昇する同市場。占有率1位を獲得したベンダーは?
IDC Japanの調べによれば、国内ストレージソフトウェア市場の2015年上半期(1〜6月)の、ベンダー別の市場占有率(売上額ベース)は、第1位のベンダーが19.9%、2位が12.6%、3位が11.6%で、上位3社の顔ぶれは前年同期と変化がないものの、3社合計のシェアは上昇している。続いて、4位は9.8%、5位は9.4%であった。
当該市場ではストレージ運用の効率化ニーズが高まり、先進的な機能が普及しつつある状況にあるにもかかわらず、各ベンダーの売上増のペースにはばらつきがあるという。
同社の分析によると、データ保護やリカバリーソフトウェアを中心にしたISV(Independent Software Vendor)製品は堅調な成長を続けているものの、ストレージシステムにバンドルされる管理系のソフトウェアに関しては、製品市場が成熟するに従って付加価値の訴求が難しくなっていて、売上に影響が出ているとしている。
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