NTTデータではこのシステムを5つのシーンで利用することを想定している。
実際にどんな操作をしているのかは以下の通りだ。まずウェアラブルデバイスでタスクを確認し、管理者がそのタスクの完了通知を見るまでの流れ。
自社の業務に合ったカスタマイズ開発をすることにより、これらのタスクリスト(作業一覧)は各企業の既存業務システムで扱っていたデータと連携させることもできるようになる。
続いて作業員がサポートを求めてきた場合だ。
他にも相互通信中にリアルタイムで、HMDに表示されている画像に管理者が文字を書き込むことも可能。またHMDにバックグラウンドで管理者の音声だけをつなげることができるほか、管理者からメッセージを送るといった使い方にも対応している。
非常に分かりやすいUIでこのまま使いたい企業が出てきてもおかしくなさそうだ。実際、大型機器メーカーなどから引き合いが既にあるそう。またNTTデータのデータセンター保守運用業務で実際に運用しているという。
ウェアラブルデバイスの導入では、作業員や管理者が必ずしもIT技術者とは限らない。スムーズに使えるUIは、デバイス以上に重要かもしれない。上記の画面で操作のイメージがつかめたのではないだろうか。
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