CRM(顧客管理)システムがどれだけ素晴らしい性能を備えていたとしても、うまく運用できなければその効果を実感することはできません。最終的な目標である顧客関係の改善や売り上げアップにもつながらないでしょう。
実はCRMシステムをせっかく導入したのに「うまく使いこなせない」「結局使わなくなってしまった」というケースが少なからずあります。そうした事態を招かないためにも、今回は運用のポイントを幾つか説明したいと思います。
(1)運用ルールを策定、更新する
CRMシステムをうまく使いこなすには、運用ルールをきちんと定める必要があります。例えば「現場の営業担当者は毎日営業日報を入力し、上司はその日報に対し2営業日以内にフィードバックを戻す」など、システムが定着するまでは強制力を持ったルールの作成、適用が重要です。
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