遠隔会議システムでWeb会議を導入しているとした回答者に、導入済みのタイプ(複数回答)を聞いたところ、「クラウド・SaaS・ASP」が53.5%、「ソフトウェア」が49.7%だった。
一方、母数が少ないため参考値になってしまうが(N=26)、同じ質問を導入予定の回答者に聞いてみたところ、「クラウド・SaaS・ASP」が80.8%、「ソフトウェア」が38.5%となっており、導入済みに対して「クラウド・SaaS・ASP」は約1.5倍に大幅増加(約27ポイントの増加)、「ソフトウェア」は2割強の減少(約11ポイントの減少)となっている。
また、遠隔会議システムをスマートデバイスで活用しているかどうかを聞いたところ、導入済みの方は、「活用していない」が86.3%、「活用している」が13.7%であったのに対し、導入予定とした中では、「活用を予定していない」が59.3%、「活用を予定している」が40.7%となっており、活用を予定している割合が27.0%多かった(母数が少ないため参考値/N=26)。
では、遠隔会議システムはどれくらいの頻度で利用されているのだろうか? 遠隔会議システムの使用頻度を聞いたところ、全体では「ほぼ毎日」が38.5%、「週1〜3回」が31.8%、「月1〜3回」が21.5%、「半年に1〜3回以下」が8.2%という順になった(図2)。約4割がほぼ毎日利用、約3割が週1〜3回利用しているところを見ると、導入済みの企業の約7割で頻繁に活用されていることが分かる。一方、約1割は半年に数回程度と回答しており、導入しているのに活用されていない状況も一定数あるようだ。
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