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» 2016年12月19日 10時00分 公開

業務で使う「タブレット」の活用法、リプレースの落とし穴IT導入完全ガイド(4/4 ページ)

[二瓶 朗,グラムワークス]
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 昨今、2in1タブレットが、ひいてはタブレットが「業務で使える」と認識されるようになった要因は、Windows OS が搭載されていることと、「ハードウェアキーボード」が使えることが大きいと解説した。しかし、今はキーボードだけでなく、数多くのオプション製品が用意されている。それらを活用することで、タブレットが業務PCに代わる存在としてより輝くのだ。

何はなくともキーボード、でもカバーには注意

 2in1タブレットでも「キーボード付きの本体から液晶部分を外してタブレットとして使う」タイプの製品なら心配する必要はないが、「カバー兼キーボード」を備えるタイプの2in1タブレットは注意が必要だ。

 例えば「Microsoft Surface Pro 4」は、本体のみを購入すればそれはピュアタブレットにとどまる。カバー兼キーボードである「タイプカバー」のオプション製品を購入しない限り、2in1タブレットのメリットであるハードウェアキーボードの恩恵を受けられないというわけだ。

 2in1タブレットと銘打たれていながら、Surface同様に純正キーボード兼カバーが“オプションで”用意されている製品は少なくない。購入を検討する際には、オプション品として購入する場合のコスト計算に注意したいところ。また、タブレット用の「ペン」も同様だ。あたかも標準装備であるようなイメージでも付属しないケースは少なくない。導入時にはこちらも合わせてチェックしておきたい。

図3 Microsoft 「Surface Pro 4」 図3 Microsoft 「Surface Pro 4」 大抵この姿でメディアに登場するが、実際はキーボード兼カバーもペンも別売りだ
図4 Acer「Switch Alpha 12」 図4 Acer「Switch Alpha 12」 カバー兼キーボードを装備する2in1タブレット。こちらは、製品にキーボードとペンが標準添付されている

オプション製品を見逃すな

 先に触れたカバー兼キーボードがいい例だが、タブレットにオプション品は欠かせなくなっている。タブレットはその可搬性を向上させるため、USBをはじめとするポート類の搭載も多くなく、拡張性という点では一般的なPCとは比べものにならない。そこで活用できるのが、ドック類をはじめとするオプション製品である。例えばドックを机上に置いておいて席を外すときにはタブレットだけを持ち出す……というような運用方法であれば、従来業務で使ってきたPCと大差ない使い勝手を得られ、オプション製品によってはタブレットならではの機能を利用できることもある。

図5 プロジェクターユニット「プレゼンター・モジュール」 図5 プロジェクターユニット「プレゼンター・モジュール」。レノボ・ジャパン「ThinkPad X1 Tablet」向けプロジェクターユニット「プレゼンター・モジュール」。このモジュールをドッキングするだけでタブレットの画面を投映できる
図6 「ThinkPad USB3.0プロドック」 図6 「ThinkPad USB3.0プロドック」。USB3.0ケーブル1本を接続することで外付けモニター2台、有線LAN、スピーカー、外付けキーボード/マウスなどを利用できる
図7 Microsoft「Surfaceドック」 図7 Microsoft「Surfaceドック」。Surfaceの独自ポート「Surface Connect」に接続するドック。主なポートはMini Displayポート×2、有線LAN、USB3.0×4、オーディオ出力ポート
図8 日本HP「HPアドバンスド無線ドッキングステーション」 図8 日本HP「HPアドバンスド無線ドッキングステーション」。無線規格「Wi-Gig」をサポートする「HP Elite x2 1012」などに対応し、周辺機器を無線接続できる。主なポートはDisplayPort×2、VGA、USB 3.0×4、有線LAN、マイク、ヘッドフォン

 具体的な紹介は割愛するがサードパーティーによって提供されているドック類も登場している。もちろん利用できなくはないが、サポートするタブレットの機種がまちまちであることや、導入時にまとまった台数を確保できるかといった問題があるため、タブレット本体と同じメーカーが提供する純正オプションをオススメする。

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