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「PC」シェア(2017年第1四半期)シェア情報アーカイブ

2017年第1四半期のPC市場は前年同期比6.3%増。シェア情報を紹介する。

» 2017年08月08日 10時00分 公開
[キーマンズネット]

 IDC Japanの調べによれば、2017年第1四半期(1〜3月)の国内PCの出荷台数は、前年同期比6.3%増の313万台となった。そのうち、ビジネス市場は同比6.3%増の193万台で、家庭市場が同比6.4%増の120万台と、そろってプラス成長を達成した。

 ビジネス市場は2016年第2四半期(4〜6月)から3四半期連続で2桁成長を示した。今期は目立った特需のない状況で6%超の成長を達成し、安定的な成長基調が見えてきたとしている。また、家庭市場は2016年で下げ止まり、2017年は徐々に回復に向う年となるとみられている。

 ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位のベンダーは台数が前年同期比0.7%減で、シェアは22.6%となった。2位は、新モデルが好調だった家庭市場がビジネス市場のマイナスをカバーし同比0.3%減でシェアは16.9%。3位は、ビジネス・家庭の両市場が好調で全体で19.6%増、シェアは13.6%となった。4位はシェア13.2%で、ビジネスが同比24.7%増、家庭が同比38.6%増、全体で28.6%増とトップの成長率を達成した。5位は、ビジネスで同比1.3%増、家庭では同比13.7%減で全体で5.7%減、シェアは10.8%であった。

 ビジネス市場では2016年第2四半期以降の伸びに比べると落ち着いたが、今期の伸び率が本来の実力と考えられている。家庭市場では回復のトレンドが見え、今後は前年比でマイナスにならない程度の水準で推移すると予測されている。

「PC」シェア(2017年第1四半期) (出典:IDC Japan)

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