それでは、どのような部署がどのような用途でSaaS利用を進めているのか。もう少し状況を把握するために「SaaS導入の推進を率先している部署」についても尋ねている(図2)。
その結果、1位が「情報システム部門」69.2%、2位が「営業・販売部門」55.6%、3位が「人事・総務部門」50.4%と続いた。
この結果を前項で紹介した「利用中のSaaS・サービスカテゴリー」に当てはめると、「クラウドメール」や「グループウェア」など全社横断で利用するサービスは情報システム部門が、「オンラインストレージ」や「SFA」などは営業・販売部門が、ここ数年で台頭してきている「Web会議」や「勤怠管理」などは働き方改革の観点から人事・総務部門が主管となっている傾向にあるといえそうだ。
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