すご腕アナリスト市場予測
米国のイベントに見る、海外ブロックチェーン事情(1/4 ページ)
2018年5月に開催されたブロックチェーン関連カンファレンス「Consensus 2018」で分かったブロックチェーンの最新動向を紹介する。
ビットコインをはじめとした仮想通貨の基幹技術として知られるブロックチェーン。既に金融業界のみならず、さまざまな信用取引の場面や産業機器間の情報伝達に用いられるなど、社会構造にも大きな影響を与える技術として注目されている。今回は、2018年5月にニューヨークで開催された世界最大規模のブロックチェーン関連のカンファレンス「Consensus 2018」の様子を交えながら、ブロックチェーンの最新動向について詳しくお伝えする。
盛り上がりを見せたブロックチェーン関連カンファレンス「Consensus 2018」
去る2018年5月に、ブロックチェーン関係者が集まるイベントとしては世界最大規模のカンファレンス「Consensus 2018」がニューヨークで開催された。同カンファレンスは米国の暗号通貨専門の情報メディアCoindeskが主催するイベントで、その年の暗号通貨とブロックチェーンのトレンドに影響を及ぼす発表が数多くなされる場である。ブロックチェーンのビジネスへのインパクトを見きわめようと2018年は筆者も参加したのだが、大変な盛況ぶりに驚かされることとなった。
初日のキーノートスピーチが行われる時間に会場に到着すると、何と参加登録(入場バッジのピックアップ)が長蛇の列となっており、入場するまでに1時間半近く行列に並ぶほどの盛況ぶりだった。筆者は15年以上アナリスト業務に携わってさまざまなIT系のイベントに参加してきたが、当日の受付に人が殺到して会場に入れないという経験は初めてだ。
後に主催者発表で知ることになるのだが、2017年の同イベントの参加者は約2700人。2018年は4000人程度と想定されていたのが、結果として8000人を超す人が参加するイベントとなった。実に2017年の3倍以上になっており、会場が手狭になるのも分かる。
帰国後に同僚とこの話をしたところ、AI系のカンファレンスも2017年くらいから同じような状況にあるという。両者に共通しているのは、IT分野からだけではなく投資業界や産業界からも人が集まってきているという点だ。
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