2021年9月13日、RPA BANK はキーマンズネットに移管いたしました。
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RPAの導入を検討していても、「何をどのように進めたらいいのかわからない」といった悩みを抱えていないだろうか?また、RPAを導入しても、「ロボット開発や運用を任せられる人材不足」や「RPAツールでロボット開発を担える人材育成」といった課題がある企業も多いだろう。
そんな悩みや課題を解消してくれるのが、「CTCシステムマネジメント株式会社」だ。CTCシステムマネジメントは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称CTC)のグループ会社の1つで、RPAツールの導入からメンテナンスまで、ワンストップで提供している。
ユーザーのITシステムを最適化するサービス&ソリューションを幅広く提供し、その一環として複数のRPAツールを組み合わせて業務を自動化するソリューションも2018年4月にスタートしている。複数のRPAツールを組み合わせたソリューションとはどのようなものなのか、詳しく紹介していきたい。
CTCシステムマネジメントのRPAサービスは、「RPAツールは、単独で導入するよりも複数を組み合わせることで最大限の効果を発揮する」という考えのもとに成り立っている。複数のツールであれば、ユーザーの状況に合わせて、最適なソリューションを提案できるという考え方である。
そのため、CTCシステムマネジメントでは、新しい概念や理論、原理、アイディアの実証を目的として、本番導入前における検証やデモンストレーションをするPoC(概念実証)から、RPA専門技術者による設計、導入、運用・維持管理までを、トータルで行っている。
これらを実施することで、CTCシステムマネジメントでは、RPAによる業務効率化、生産性向上の実現を支援しているのだ。
複数のツールを使い分けるCTCシステムマネジメントによるRPAサービスには、おもに5つの特徴がある。
単独ツールでの対応が難しいような複雑な業務は、他のRPAツールと組み合わせることで最適な環境を構築していく。
自社のどの業務がRPAで業務効率化するのに適しているのかについて、効果的な導入を支援していく。
PoC(概念実証)による事前検証を行っていくことで、RPAの導入効果を確認してから本番導入を目指すことができる。
まずはスモールスタートで、効果が出やすい業務からRPAを導入することができる。実際の効果を検証しつつ、導入業務を拡張していく。
RPA導入後のロボットの維持管理の負担もサポートしてくれる。
■RPA the MOVIE〜「働き方改革」の救世主 RPA・5登場〜
CTCシステムマネジメントでは、RPAの導入・運用を失敗しないようにするため、さまざまなサービスを用意している。
「RPA PoC支援サービス」では、導入企業の業務内容に対して、CTCシステムマネジメントが推奨するRPAツールを適用できるかどうかを判定する。その上で、モデルケースとなる業務ロボットを構築していく。このように、本格導入前に投資効果を体感できることにより、スムーズなRPA導入が可能となっている。
「RPA 実装・導入サービス」では、RPA専門の技術者がロボットの実装や環境構築を提供していく。管理者向けトレーニングも行っていくため、RPAの経験や知識がなくても、スムーズにロボットを導入することが可能となる。
「RPA 維持管理サービス」では、日々のロボットの運用管理を支援するため、技術的な問い合わせ窓口を提供している。そのほか、実装したロボットが円滑に動作するようなメンテナンスサポートも実施している。
CTCシステムマネジメントでは、業務効率化を実現するためにRPAツール「WinActor(ウィンアクター)」、開発型RPAツールの「パトロールロボコン」、Excel業務を効率化するRPAツール「xoBlos(ゾブロス)」という3つのツールを組み合わせて活用できる。それぞれの特徴は以下のとおりである。
WinActorは、NTTアドバンステクノロジ株式会社が開発した純国産のデスクトップ型RPAツールである。Windows上で動作するあらゆるアプリケーションに対応しており、自動記録・GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)機能でシナリオ(作業手順)の作成が可能となっている。煩雑な操作や大量のデータを扱う操作などを、正確に再現するRPAツールだ。
パトロールロボコンは、株式会社コムスクエアが開発した開発型RPAツールだ。開発言語として広く使われているRuby、Java、PHP、C#言語を使用しており、柔軟性を持ち、カスタマイズに優れている。カスタマイズによって、IBMのコンピューターシステム「AS/400」のエミュレーターの操作など、これまで難しかったIT運用業務の自動化も可能となっている。
xoBlosは、デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社が独自開発したExcel業務の改善ソリューションである。Excelの業務フローを変えることなく、データ連携や移行が可能で、作業の手間を大幅に削減・効率化できる。そのほか、制御シートを定義するだけで、さまざまなExcelファイルからデータを抽出し、短時間で正確に集計しながら分類・比較することができる。
CTCシステムマネジメントでは、さまざまなサービスやソリューションを提供している。それらのサービス&ソリューションとソフトウェアロボットソリューション(RPAサービス)を組み合わせることで、シナジー効果を高めている。ここでは、その導入事例と実績を紹介したい。
クライアント:株式会社学研ロジスティクス
課題:アウトソーシングによる人件費削減。
株式会社学研ロジスティクスは、学研グループの中で物流・倉庫業務を手掛けている。おもに夜間の倉庫業務のコスト削減を目的として、CTCシステムマネジメントのリモート運用サービスを採用。さらに業務品質を向上するため、RPAを導入した。
■「RPA the MOVIE 〜【導入事例】物流システム連携による帳票データ作成のRPA化」
<具体的な課題>
<RPAによるソリューション>
リモート運用サービスを業務効率化するためにRPAを導入。より高品質なサービス提供を目指した。
<RPA導入後の成果>
CTCシステムマネジメントでは、単独のツールでは導入効果を出せない場合でも、複数のツールを組み合わせていくことでRPA導入の効果を最大化させている。また、ITシステムを最適化してくれる、幅広いサービス&ソリューション群を取り扱っている。
さまざまなサービス&ソリューションとRPAを組み合わせることで、導入企業が抱えている悩みや課題を解決してくれる。ぜひ問い合わせてみるといいだろう。
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