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セゾン情報システムズによるRPAサービスの特徴や事例を徹底解説!

» 2019年08月09日 10時00分 公開
[RPA BANK]

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RPAの導入で、自社の既存システムや使用しているアプリケーションとのデータ連携がうまくいかないということはないだろうか。そのため、「RPA導入に失敗したくない」「RPAで自動化する範囲を広げていきたい」というような悩みや課題を抱えてはいないだろうか。

こうした悩みや課題を解決してくれるのが「株式会社セゾン情報システムズ」だ。セゾン情報システムズは、自社開発のデータ連携ソフト「DataSpider Servista(データスパイダー・サービスタ)」と、RPAやAI(人工知能)、そしてブロックチェーンといった最先端のテクノロジーを連携させることで、ワークフロー全体を効率化するソリューションを提供している。さらに、「DataSpider Servista」のみで業務自動化を実現することも可能だ。セゾン情報システムズの提供するソリューションを詳しく見ていきたい。

■記事内目次

  • セゾン情報システムズによるRPAサービスとは
    • セゾン情報システムズが手掛ける3つのコース
  • セゾン情報システムズによる「RPAサービス」でできること・特徴
    • DataSpider Servistaとは
    • DataSpiderのクラウドサービスも登場
  • 未来を見据えたセゾン情報システムズ
    • 社内に研究組織「DX Initiative」を開設
  • ワークフロー全体を効率化するセゾン情報システムズのRPAサービス

セゾン情報システムズによるRPAサービスとは

セゾン情報システムズの提供する業務自動化ソリューションは、単にRPAツールを提供するのではなくシステム同士のデータを直接つなぐことにより業務を自動化するというソリューションです。一度組んだ仕組みはデスクトップ上で運用するわけでは無く、サーバー同士でデータ連携されるため失敗がなく確実です。

例えば、日々の受注やレポート報告などの業務はEXCEL業務の自動化であれば「DataSpider Servista」のみで対応可能です。自社調べでは8割の業務は「DataSpider Servista」のみで対応可能とのこと。ただし、APIのない製品への接続はできません。その場合はRPAツールと連携しさらに自動化の範囲を広げることが可能です。

「DataSpider Servista」は接続する先のアダプタを利用しアイコンを並べることによりノンプログラミングでシステム構築が可能なため、構築機関が短いことも特徴です。

セゾン情報システムズが手掛ける3つのコース

セゾン情報システムズでは、RPAを導入する際に3つのコースを用意している。

1つは、RPAとDataSpider Servistaのソフト開発や環境構築支援などに、PoC(Proof of Concept/概念検証)を加えた「RPA+DSS PoCコース」だ。

もう1つは、RPAとDataSpider Servistaのソフト開発や環境構築支援などに、パイロット導入を加えた「RPA+DSS Pilotコース」。

そして最後の1つは、RPA導入済みの企業向けとなるDataSpider Servistaのソフト開発だけを追加する「DSS追加コース」となっている。

セゾン情報システムズによる「RPAサービス」でできること・特徴

RPAは通常、PC画面上で完結する定型作業を自動化していくものだ。その一方でRPAを導入するときには、導入のプロセスや運用面などに注意する必要がある。その作業を怠ったために、RPAの導入自体に失敗する事例も少なからずある。

また、RPAで自動化できる業務は、実際には限定的であるため、業務の一部は人の手に頼ったり、専用のシステムにつなぐ必要があったりしなければならないといった問題もある。

そこで、セゾン情報システムズでは、一般的なRPAツールと自社開発したデータ連携ソフトのDataSpider Servistaを組み合わせて、このような問題を解決している。

DataSpider Servistaとは

DataSpider Servistaは、異なるシステムに存在するさまざまなデータやアプリケーションを、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどのクラウドサービスと連携できる豊富な「アダプタ」を使ってつないでいくデータ連携ソフトウェアだ。システムごとのデータ連携については、専門的な技術や知識は必要なく、ドラッグ&ドロップで作業でき、ノンプログラミングの開発ができる。

DataSpider Servistaを使用することで、14,000ステップのプログラムコードが、わずか13個のアイコンとなる。作らずに「つなぐ」ことで、開発や運用のコストを削減可能だ。既存のシステムに手を加える必要がないため、技術やフォーマットの違いがあっても、アダプタで柔軟に拡張していくことができる。

DataSpiderのクラウドサービスも登場

DataSpider Servistaと同様の機能を持つ、クラウドサービスも提供されている。「DataSpider Cloud」は、DataSpider Servistaをベースにして、本格的なデータインテグレーションサービス(iPaaS:Integration Platform as a Service)として開発・提供されているクラウドサービスである。

DataSpider Cloudは、DataSpider Servistaが持っている、ノンプログラミングで作らずに「つなぐ」という特徴はそのままに、国内外の主要なクラウド上に保管されているアプリケーションやデータとも、自由に連携が可能だ。

未来を見据えたセゾン情報システムズ

セゾン情報システムズでは、「ITで未来を創る」をモットーに、先端技術について取り組みを行っている。RPAをはじめ、AIあるいはネットワーク内で取引き記録を格納していくブロックチェーンといった最新技術がその代表だ。その中でもRPAについては、より付加価値の高いサービスを実現していくため、未来を見据えた先進的な試みを行っている。

社内に研究組織「DX Initiative」を開設

セゾン情報システムズでは、RPAへの取り組みを強化しながら、より付加価値の高いRPAサービスを実現していくために、社内に「DX Initiative」という研究組織を開設した。そこで、RPAとDataSpider Servistaをつなぐ方法や、RPAの集中管理の方法、BPR(業務プロセス改革)やAIとの連携について、研究開発を進めている。

ワークフロー全体を効率化するセゾン情報システムズのRPAサービス

セゾン情報システムズが提供しているデータ連携ソフトDataSpider Servistaは、RPAと連携することで、システム間のデータ連携と入力業務をより効率的に自動化できるようになる。

自社の基幹システムのポテンシャルをさらに発揮させたいと考えているなら、ぜひセゾン情報システムズへ問い合わせてみてほしい。

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