特集
» 2019年09月10日 10時00分 公開

製品開発でも活用されるロボット。RPAはバックオフィスだけのものではない――リコーの社内デジタル革命(後編)

[相馬大輔,RPA BANK]

2021年9月13日、RPA BANK はキーマンズネットに移管いたしました。
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RPA BANK

独自技術や高い開発力を持ち、ユニークなカメラや信頼されるオフィス機器などを世に送り出している株式会社リコー。リコーグループが推進する「RPAによる全員参加型の社内デジタル革命」では、間接部門にとどまらず、あらゆる領域にロボットが浸透している。

前編では取り組みの背景やアプローチを中心に紹介したが、今回は製品開発における試験でのRPA活用事例、セキュリティやロボット管理の仕組みについてお届けする。

■記事内目次

1.安全な製品を送り出すため、手間を惜しまず発火試験を実施。

2.一度は諦めた自動化。RPAの導入で、みずから実現。

3.開発時間を補足することでフォローと野良ロボット対策を実施。

4.ロボットでの業務改善活動は「PDDCA」サイクルで。


安全な製品を送り出すため、手間を惜しまず発火試験を実施。

−石原さんは、製品開発時の試験でRPAを活用していると聞きました。

石原慎司氏(テクノロジーセンター 品質技術本部 安全・環境センター 製品安全技術室 安全技術開発グループ 兼 製品安全グループ): はい。まずは、RPAを導入した発火試験について、どのようなものかご説明しましょう。

製品の開発段階では、流れる電流や電圧を増加させて電気・電子部品ごとの発火条件と、発火後の様子を確認する試験を実施します。この試験は、異常状態も含め機器の使用中に起きる可能性のある発火や延焼のリスクを見極めることで、そのリスクに対する対策を施し、重大な焼損事故を未然に防ぐためのものです。

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