働き方改革や訪日観光客の増加に伴う交通機関の混雑対策として推し進められてきたテレワークは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行をきっかけとして急速に普及した。2020年初頭に「ビジネスを止めないため」の緊急避難的な対策として在宅勤務を取り入れた企業の多くが、BCPや労働生産性の向上といった目的でテレワークを定着させつつある。
在宅勤務には「通勤時間が短縮される」や「個々の生活スタイルにあった働き方か可能になる」といったメリットがある一方で「チームメンバー間でのコミュニケーションが不足する」や「管理が難しい」といったデメリットもあり、これらの課題の解決はいまだ手探りだ。
約3400人を対象とした大規模調査から、従業員が感じる働き方の変化や課題、注意すべき傾向などが明らかになった。これまでとは異なる就業環境において、従業員はどのような変化を感じており、企業の生産性はどう変わるのか。
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