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» 2021年08月26日 07時00分 公開

人材採用の現状とツールの利用状況(2021年/後編)

人材の獲得競争が激化する中でも、従来の採用手法を変えない企業が目立つ。いち早く採用業務のデジタル化を進める企業が課題の解消とコストの最適化を実現しつつある。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2021年7月19日〜8月6日にわたり「人材採用」に関するアンケート調査を実施した。全回答者数211名のうち情報システム部門が29.4%、製造・生産部門が19.4%、営業・販売部門が11.4%、人事・総務部門が7.7%、経営者・経営企画部門が6.6%などと続く内訳であった。

 今回は、人材採用における課題を中心に聞いたところ、企業が抱える3つの課題が浮き彫りになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

人材採用3つの課題

 前編では、過半数の企業がオンラインでの採用活動を取り入れる一方でオフラインの選考も残り、応募のチャネルや選考過程が複雑化していることや、応募者の履歴書や職務経歴書といった個人情報が適切に管理されていない可能性について取り上げた。後編では、これら採用や選考活用における課題についての具体的な状況と、企業がどのような解決策を模索しているかを見ていく。

課題1.人材不足

 自社の人材採用についてどのような課題を抱えているかフリーコメントで聞いたところ、大きく3つに分類できた。1つ目は“人材不足”で、マッチング以前に「求める人材が応募してくれない」という声が目立った。

  • テレワークによって地域格差がなくなり、首都圏の企業が地方の優秀な人材をとっていく
  • 地方なので応募数がそもそも少なく、高学歴の学生からの応募がほとんどない
  • 若い人材がなかなか集まらない
  • 高学歴の応募者のレベルが極端に低下している
  • 電気や設計技術者が不足している

 多くの企業が、求める能力を持つ優秀な人材の獲得に悩んでいる様子が見える。

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