ニュース
» 2021年10月19日 09時45分 公開

Amazonの失敗から学ぶ「社員のメンタルケア」で忘れてはいけない視点

ワークシフトによって働き方の多様性と労働の効率化はかなったが、従業員それぞれが離れた場所にいると互いの状態が見えにくくなる。特に心の健康状態は把握しづらく、放置していると貴重な労働力を失う可能性がある。

[Katie Clarey,HR Dive]
HR Dive

 米国通信大手ベライゾングループ傘下のVerizon Mediaが2021年6月に発表した調査によると、人事部で管理職に就く人の91%が「2021年はこれまでで最も仕事が大変な年だった」とし、約半数が「自身もメンタルヘルスの問題を抱え、助けを求めたことがある」と明かした。

 回答者の87%がこの1年間で従業員に一番大きな影響を与えたものは「メンタルヘルス」だとし、93%が「メンタルヘルスの問題はビジネスの収益にも影響を及ぼした」と答えた。また、回答者の約3分の1が「メンタルヘルスの疾患を持っている」と回答し、この1年間が精神的な負担になっていたと認識していた可能性が高い。従業員からも心の健康支援に関する相談が多く寄せられたという。

 Verizon Mediaの調査で、「メンタルヘルスの透明性」がこうした職場の支援につながる可能性があることが明らかになった。

Amazonもしくじった「社員のメンタルケア」の難しさ

 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が従業員のメンタルヘルスに影響を与えるだろう」と予想できなかったわけではなかった。2020年9月、米保険会社のUnumは“メンタルヘルスの津波”の到来を予見し、特に共働きの親に大きなダメージを与えたと強調する。

© Industry Dive. All rights reserved.

会員登録(無料)

ホワイトペーパーや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。