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» 2022年01月06日 07時00分 公開

コミュニケーションツールの利用状況(2021年)/前編

ビジネスチャットツールは、ビジネスの非対面化に伴うコミュニケーションの課題を支援すると期待されて導入が急進した。一方、先行して導入していた企業では、新たな課題が顕在化している。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2021年12月7日〜12月17日にわたり「コミュニケーションツールの利用状況」に関する調査を実施した。

 従業員のコミュニケーションに関する課題やその背景と、それらに対してツールがどのように活用されているかを調査したところ、チャットツールの利用がコロナ禍を追い風に大幅に伸びる一方で新たな問題が顕在化していた。ツールを活用しない「ボイコット従業員」や故意にうその情報をインプットする「荒らし屋」などが問題になっている状況などが見えた。

「次の課題」が見え始めた大企業、課題の原因が分からない経営者

 まず従業員間でのコミュニケーション課題についてフリーコメントで現状を聞いたところ、コロナ禍に起因する「物理的なコミュニケーション機会の減少」に関するコメントが目立った。

  • 対面なら分かっていた微妙な気持ちの変化などがつかみにくくなった
  • 雑談やちょっとした確認が難しくなっている
  • メンバーが個々に抱える課題や負荷、個人間のトラブルなどが可視化できなくなった
  • 新人の指導は出社して対面で実施しなければならない

 部門をまたいだ連携や機微な状況の確認、人材の育成などが困難になっている点が課題として目立ち、チャットツールはこれらを支援する目的で活用される。しかし、コミュニケーション課題の背景について聞いたところ、最も多かったのはツールに起因するものではなかった(図1)。

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