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» 2022年04月21日 07時00分 公開

「Microsoft 365」と「Google Workspace」の利用状況(2022年)/前編

オフィススイートと言えば「Microsoft Office」に代表されるパッケージ型が長らく主流であったが、ここ数年でSaaS型への移行が進んだ。代表的なSaaS型オフィススイートである「Microsoft 365」と「Google Workspace(旧G Suite)」の利用はどこまで進んだのだろうか。

[キーマンズネット]

 業務系アプリもサービス化が進み、徐々にサブスクリプション型、SaaS(Software as a Service)型に切り替わる中、オフィススイートもその波を受けている。代表的なSaaS型のオフィススイートに「Microsoft 365」「Google Workspace(旧G Suite)」がある。Microsoft 365に至ってはリリースから約10年が経過するが、2022年現在、両ツールの利用割合はどの程度のものか。

 本稿は、キーマンズネット編集部が実施したアンケート調査「Microsoft 365とGoogle Workspaceの利用状況」(実施期間:2022年3月18日〜4月8日)を基に、企業における両ツールの利用実態を調査した。また、2022年3月に実施されたMicrosoft 365の価格改定について、ユーザー目線でどう受け止めているのかを尋ねた。

Microsoft 365は2.1ポイント増加、中小で根強いパッケージ型

 業務で利用するオフィスツールについて尋ねたところ「Microsoft 365/Office 365」が45.7%、「Microsoft Office(パッケージ型)のみ」が22.6%、「Microsoft Office(パッケージ型)とMicrosoft 365/Office 365を併用」が16.3%であった(図1)。

図1 現在利用するオフィスツールはどれか(n=429)

 併用を含めるとMicrosoft 365/Office 365の利用割合は67.4%、Microsoft Office(パッケージ型)は43.1%、Google Workspaceは14.3%となる。この結果を2021年4月に実施した同様の調査と比較したところ、「Microsoft Office(パッケージ型)」が0.6ポイント微減する代わりに、「Microsoft 365/Office 365」が2.1ポイント増加するなど、わずかながらSaaS型のオフィススイートの利用割合が増加傾向にある。

 Microsoft 365などのSaaS型オフィススイートは継続的なコストが発生するためか、「Microsoft Office(パッケージ型)」については、100人以下の中小企業で利用割合が高い傾向にあった。利用しているバージョンは「Office 2016」(40.5%)、「Office 2019」(33.0%)が多く、全体の7割を超えた(図2)。2023年4月にサポート終了を迎える「Office 2013」は10.3%だった。

図2 利用しているOffice(パッケージ型)のバージョンはどれか(n=185)

「Microsoft 365実質値上げ」に対するユーザー企業のつぶやき

 2022年3月にMicrosoft 365/Office 365の一部のプランの価格が改定された。対象製品は「Microsoft 365 Business Basic」「Microsoft 365 Business Premium」「Microsoft 365 E3」「Office 365 E1」「Office 365 E3」「Office 365 E5」で、それぞれ月額1〜3ドル値上げされた格好だ。

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