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» 2022年05月16日 11時14分 公開

ハナマルキの脱レガシー事例、Google Workspaceで「30万枚の紙削減」を実現した日本流の工夫とは

老舗企業ハナマルキはGoogle Workspaceの導入によって東京本社の紙の購入枚数を約40%削減するなど、業務のオンラインシフトにまい進してきた。その原動力となったのが、Googleオフィス訪問でのある体験だ。

[指田昌夫,キーマンズネット]

 DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の高まりやコロナ禍を起因としたテレワークなどを背景に、クラウドサービスの利用が広まっている。だがセキュリティや日本独自の商習慣への対応といった点でクラウドサービスの利用に不安を感じる企業もあるだろう。

 老舗企業ハナマルキもそうした懸念を持っていた。メールサーバとファイルサーバの老朽化を受けて2019年に「Google Workspace」を導入したが、「Google カレンダー」で組織階層を表現できないといった悩みに直面したという。

 ところが今はそうした課題を解消し、業務のオンライン化を成功させて東京本社の紙の購入枚数を約40%削減するなど、大きな効果を挙げている。どのようなきっかけや工夫があったのか。ハナマルキのIT刷新プロジェクトをけん引してきた森 香織氏(情報管理部電算課課長)が「Google Cloud Day 2022」の事例セッション「【事例対談】創業100周年を迎えた老舗企業ハナマルキ様が取り組むDXの裏側」で同社の取り組みを共有した。

メールサーバとファイルサーバの老朽化「クラウドサービスは不安だった」

 みそ、塩こうじなどの食品を製造販売するハナマルキは、2018年に創業100年を迎えた老舗企業だ。東京と大阪にオフィスを、長野と群馬に工場を構え、全国8つの営業所を持つ。

 同社は、2006年に「Microsoft Outlook」を導入してカレンダーや社内掲示板の利用を開始してきたが、メールサーバやファイルサーバの老朽化などを受けて、2019年9月に「Google Workspace」を導入した。

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