ChatGPTはプライベートのみならず、ビジネスでの活用も期待されている。全国のユーザーを対象に、仕事で“使える”と思ったChatGPTの活用シーンを尋ねたアンケート結果が発表された。
コンシューマーを中心に、またたく間に利用が広がった「ChatGPT」。インターネットで検索すると、さまざまな活用事例を紹介したWebサイトも見られる。IT製品ベンダーも生成AI(人工知能)の活用に意欲的なことから、今後は、ビジネスでの本格的な活用が期待される。
全国の20代以上の男女100人を対象に、「仕事でChatGPTを活用しているシーン」をテーマとしたアンケート調査の結果が発表された(調査主体:ACIL、調査時期:2023年5月11日〜18日)。
アンケート調査で寄せられた「仕事におけるChatGPTの活用シーン」について、トップ5を順に紹介する。まずは、5位からだ。
聞きたいことを入力するとすぐに答えてくれる手軽さから、仕事で行き詰まった時の相談相手として活用しているとのコメントが寄せられた。
違う目線のアイデアが欲しい時や、企画、計画などのアイデアを出すために活用している人も多いようだ。
ChatGPTは表計算やグラフなども正確に出力できることから、作業効率が上がるとの声も挙がった。
専門外のことでもおおまかな情報を集めてくれる便利さから、必要な情報のリサーチにChatGPTを活用している人も多いようだ。
ChatGPTは整った文章を短時間で生成できるため、メール文章などのひな型の作成などで利用している人が一番多い結果となった。
その他の意見として、「文章の翻訳時に『ビジネスで使うことを想定して』などと指定することで、いろんな場面に想定した翻訳を数秒で導きだしてくれて、校正も最小限にとどめられる」などのコメントもあった。
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