desknet's NEOの最新アップデートにより、パッケージ版ユーザーも「desknet'sドライブ」を利用できるようになり、大容量ファイルの送信が可能になった。
ネオジャパンは、同社のグループウェア「desknet's NEO」において、インターネット経由で大容量ファイルの送信が可能な「desknet'sドライブ」のパッケージ版向けライセンスの販売を開始した。これにより、クラウド版で提供されていたファイル転送機能がパッケージ版でも利用できる。
desknet's NEOは、情報共有やコミュニケーションの円滑化、業務効率の向上を支援する多機能グループウェアだ。ノーコードで業務アプリを作成できる機能も備え、働き方改革やテレワーク、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進など、さまざまなニーズに対応する。中小企業から大企業、自治体、官公庁に至るまで、幅広い業種・規模の組織で導入されており、1999年の市場投入以来、2025年3月時点で累計528万ユーザーを超える。
desknet'sドライブとは「desknet's NEO V9.0」で搭載されたクラウドストレージ機能であり、1ファイル最大5GBのデータを社内外の相手に安全に送信できる。今回、パッケージ版ユーザーもこのファイル転送機能を利用できるよう、パッケージ版向けにdesknet'sドライブのオプションライセンスが販売開始された。
料金は、1ユーザー当たり1GBのドライブ容量を割り当てた場合、月額換算で80円程度となり、コストを抑えて利用できる。従来のオンプレミス環境で課題とされていた大容量ファイルのやりとりも、クラウドを活用することでよりスムーズかつセキュアにできるようになる。
さらに、クラウド版向けの「desknet'sドライブ容量増設オプション」も発表された。容量20GBが月額2000円で利用でき、クラウド版ユーザーにとっては業務拡大や利用頻度の増加に柔軟に対応できる手段となる。
また、desknet's NEOの最新リビジョン「desknet's NEO V9.0 R2.0」も同日に提供を開始した。今回のアップデートでは、アドレス帳や利用者名簿から直接ファイル送信先のメールアドレスを入力できるようになるなど、ファイル転送機能の利便性がさらに向上した。
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