Microsoftが隠そうとした、Copilotの“不審な挙動”とは?:848th Lap

Microsoft 365 Copilot」に企業のコンプライアンスリスクに関わる重大な問題が発覚した。Microsoftはそれを修正したものの、そのことを公表せず、CVEも発行しなかった。なぜこの問題は“なかったこと”にされたのか。

 生成AIサービスの一つである「Microsoft 365 Copilot」(Copilot)は「Microsoft Word」や「Microsoft Excel」「Microsoft Teams」といった業務に欠かせないアプリケーションにAI機能を統合したもので、日々の作業を支援してくれる頼もしい存在だ。特定のファイルを要約して新たな資料を作成するなど、これまでビジネスパーソンが時間をかけてこなしていたタスクを、Copilotは短時間で効率よくこなしてくれる。

 あるセキュリティ企業のエンジニアが、企業のコンプライアンスリスクにも関わるCopilotの重大な脆弱(ぜいじゃく)性を報告した。だが、それを指摘されたMicrosoftは、問題を修正したにもかかわらず、公表せず詳細も明らかにしようとしない。なぜ、同社は黙っているのか?

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