ナレッジセンスは、法人利用AIエージェント「ChatSense」のスライド生成機能を更新した。商品画像や図版を資料へ直接配置できる機能により、提案書や報告資料の作成時間短縮を図る。
ナレッジセンスは2026年5月26日、法人用AIエージェント「ChatSense」のスライド生成AI機能において、ユーザーがアップロードした画像を生成スライドへ直接反映できる新機能を実装したと発表した。商品画像や参考図版などをスライド内へ配置できるようになるもので、全ビジネスプラン利用者へ展開する。
ChatSenseは、企業利用を前提としたAIエージェントサービスで、セキュリティを重視した環境下で生成AIを活用できる点を特徴としている。
今回の更新対象となった「スライド生成AI」機能は、プロンプト入力のみでプレゼンテーション資料を自動生成できるサービスだ。構成や文章、デザインを含めたスライド作成を自動化し、PowerPoint形式(PPTX)で出力できる点が利用企業から評価を集めてきた。テンプレートのカスタマイズ機能や4対3フォーマット対応など、実務利用を意識した改良も継続して進められている。
しかし、従来機能には課題もあった。利用者が商品画像や参考図版を添付した際、画像内容を参照したテキスト生成には対応できるものの、アップロードした画像素材そのものをスライドへ配置する処理が難しかった。そのため、生成後の資料に対し、利用者が手作業で画像を貼り付け直す場面があった。
新機能では、アップロード済みの画像を生成スライドへに直接反映することが可能となった。製品画像や参考図版、各種ビジュアル素材を資料へ組み込みやすくなり、営業提案書や商品紹介資料、社内報告書などの作成効率向上が見込まれる。
機能面では大きく3つの特徴がある。第1に、利用者が添付した画像素材を生成スライド内へ配置できる点だ。これにより、従来必要だった画像貼り直し作業の削減につながる。第2に、商品カタログや提案書、社内資料など、画像を多用する文書の作成を一度のプロンプト入力で進めやすくなった点だ。視覚要素を含む資料作成工程をAIが支援する。第3に、企業独自テンプレートとの併用に対応している点だ。既存のブランドデザインや社内フォーマットを維持したまま、新機能を活用できる。
生成AI市場においては、「ChatGPT」をはじめとする大規模言語モデルの業務利用が拡大している。企業は業務効率化や資料作成負荷の軽減、サービス品質向上を目的として導入を進めており、AIによる文書生成や情報整理への関心も高まっている。ナレッジセンスは、その流れの中で法人利用に特化した機能拡充を続けてきた。
今回の画像反映機能追加により、AIによるスライド生成は文章生成中心の段階から、実際の画像素材を含むプレゼンテーション制作支援へ領域を広げる形となる。企業が保有する商品画像や図版を活用した資料作成需要に対応し、実務用途での利用拡大を狙う。
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