IT担当者300人に聞きました
統合ログ管理ツールの導入状況(2015年)(4/5 ページ)
導入目的は「内部統制対策」、今後求められる機能は「レポート機能」
続いて統合ログ管理ツールの導入目的を聞いた。その結果、導入済みの1位は「内部統制対策として」で69.4%、2位が「内部不正の抑止」で63.9%、3位が「有事の際の迅速な原因究明」で48.6%、4位が「漏えい前の兆候検知」で26.4%、5位が「ログの一元管理」で23.6%と続き、導入予定でも上位3位は同じ結果となった。
やはり、統合ログ管理ツールは内部統制対策としての役割を大きく担っているようだ。導入予定の4位以降については、4位が「ログの効率的な収集・活用」、5位が「漏えい前の兆候検知」という結果となった。
また、統合ログ管理ツールに必要な機能を聞いたところ、導入済みの人は1位が「アラート機能」で58.1%、2位が「レポート機能」で48.4%、3位が「分析・解析機能」で46.8%となった一方で、導入予定の人は1位が「レポート機能」で74.7%、2位が「アラート機能」で58.6%、3位が「分析・解析機能」で55.2%となり、上位2位の項目が入れ替わる結果となった(図4-1、4-2)。
2014年、大きな話題となった大手通信教育事業者の情報漏えい事件では、個人情報DBのログを収集していたにもかかわらず、ログのチェックを数カ月間も怠っていたという。これらの問題も影響して、企業ではログの重要性が高まり、ログ収集範囲の拡大や確認者の増加などの施策を講じたことから、収集したログを整理して出力するレポート機能を求める声が高まってきているのかもしれない。
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