改元、増税と“情シス泣かせ”の2019年、システム対応をどう考えるべきか(2/4 ページ)
改元対応は二の次か? 企業の対応が進んでいないワケ
元号改正まで残すところ3カ月余りだが、「まだ何もしていない」「対応を検討中」と回答した72.9%は、なぜまだ手付かずの状態なのだろうか。そもそも和暦を使用していないため、対応する必要がないのだろうか。その理由を探るため、「対応が進まない、または対応していない理由」について尋ねた。
その結果、最も多かったのが「影響範囲が分からないため」(27.0%)、「システムに和暦を利用していないため」(22.8%)、パッケージやSaaSなどを利用しているため「自社で対応する必要がないため」(17.9%)、「時間がないため」(16.4%)、「対応できる人材がいないため」(10.9%)と続く結果となった(図2)。
「昭和から平成の改元時に対応済みのため」(5.7%)と「自社で対応する必要がないため」(17.9%)と回答したグループは、そもそもシステム対応が必要でないと見なせる。このグループは全体の約2割強にすぎない。「その他」を除く7割弱は対応が必要ながらも、「影響範囲が特定できない」「時間的、人的リソースがない」といった理由のためにまだ対応が進んでいない現在の状況が分かった。
「その他」では、「影響範囲が狭いため焦っていない」「和暦を使用していないため」「新元号が決まっていないためまだ対応していない」といた声が寄せられた。また、「優先すべき課題が山積のため」といった、改元対応は二の次と思わせる声もあった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
7つのITトピックス 2019
2019年のIT戦略を占う。注目のテーマ別にキーマンズネット会員1541人を対象にT投資意向や課題を調査した。何を課題に、どんな対策を検討しているかを浮き彫りにする。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Gemini Notebook」になって何が変わった? NotebookLMからの変更点をおさらい
-
2
Googleの自動化ツール「Workspace Studio」×Gemini、4つの業務効率化アイデア
-
3
「AIを盗む」のではなく「AIを動かす」ために Googleが捉えた攻撃者の異変
-
4
7歳からのLinux愛好家が、なぜ今「Windows」に? OSの見方が変わった理由:896th Lap
-
5
なぜ「情シス不在」でもIT化が回る? 39人の町工場が15年かけて見つけた答え
-
6
そのIT資格、これからも評価されますか? 5年のデータで見る「廃れる資格」「化ける資格」
-
7
生成AIで減る作業時間、残る確認と責任 ITエンジニア1265人調査
-
8
ゼロから分かる「Python in Excel」 プログラミング未経験の筆者がデータ分析してみた
-
9
M365 Copilotを配っても「使われない」 でもAI活用が進んだ福島県庁の"逆張り"戦略
-
10
「Copilot、Word文書まとめて」で社内全滅? 勝手に増殖するAIウイルスで大騒ぎ:895th Lap
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー