ヘルプデスク業務に関する調査(2025年)/後編

ヘルプデスク業務の理想と現実 ギャップが解消できない「3つの理由」に迫る【調査】

負担感が大きい一方で、多くの業務を自社でこなすことが多いヘルプデスク業務。「キーマンズネット」の調査から、運用の理想と現実のギャップが解消されない3つの理由が浮かび上がった。

 多くの企業で情報システム部門が担当しているヘルプデスク業務。キーマンズネットでは「ヘルプデスク業務に関するアンケート」(実施期間:2025年7月7~25日、回答件数:182件)を実施した。前編では、大半の企業が社内ITシステムに関する問い合わせやトラブル、アカウント申請への対応といったヘルプデスク業務に課題を抱えている一方で、業務の負担を軽減するヘルプデスクツールやBPOサービスの利用率はともに2割以下にとどまっている現状が明らかになった。

 そこで、キーマンズネットは、ヘルプデスク業務を構成する「問い合わせの一次受け付け、内容の確認」「蓄積された問い合わせ内容の分析に基づく業務改善提案」といった主な作業を今後どのように運用するのが理想的だと考えているのか、それに対して今後実際はどのように運用することになるかを調査した。その結果からは、理想と現実のギャップと、そのギャップを生み出す背景が浮かび上がった。

ツールや外部委託ではなく、自社で対応したい「3つの項目」

 まず、ヘルプデスク業務を構成する主な業務ごとに理想の運用方法を尋ねたところ、「ヘルプデスクツール」という回答と「BPO(外部委託)サービス」という回答の合計値では「問い合わせの一次受け付け、内容の確認」(46.1%)、「PC操作などの案内など、簡単な問い合わせへの回答、解決」(45.1%)が2トップに挙がった。この2つについては「社内担当者による対応」を理想とする割合を超えた。

 反対に、約半数の企業が「社内担当者による対応」が理想だと回答した項目も3つあった。

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業務課題、注目のITツール……。話題には上るけれど、実際のところはどうなのか。キーマンズネット会員の声で知る、隣のカイシャのIT事情。読者のホンネを紹介します。

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