中小企業のシステム導入、過半数が失敗を経験 トラブルの根本原因はどこにある

SaaS製品を導入すべきか、独自システムの開発すべきか。企業にとって最適なシステム選択は、IT投資の成果を最大化するうえで不可欠な経営判断だ。ある調査によれば、中小企業におけるシステム導入の半数以上が「失敗した」経験があるという。期待した成果を得られないのはなぜか。

 システム導入は必ずしも計画通りに進むとは限らない。導入途中での追加費用の発生、想定した機能との差異、スケジュールの遅延など、さまざまなトラブルが企業の課題となっている。

 こうした中小企業におけるシステム導入の実態と課題を把握するため、btobeeは、ITシステムの導入や選定に関与する立場にある全国の中小企業の経営者・役員300人を対象に調査を実施した。

 調査では、システム導入企業の半数以上が失敗やトラブルを「経験したことがある」と答えた。その背景には製品選定だけでなく、要件整理や社内体制、プロジェクト推進の方法など、多面的な要因がある。

システム導入、失敗企業に不足していた要因とは

システム導入企業に失敗やトラブルの経験を尋ねた設問では、導入前には見えにくかった課題や、実際に起こったトラブルの内容が明らかになった。多くの企業が直面した共通点や、その背景にある要因が見えてきた。

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