4社に1社が会議データを“高度活用” AI議事録はどんな使われ方をしてるのか
会議や商談などの記録データを、業務改善や意思決定、社内ナレッジ化などに活用する動きが広がっている。LINE WORKSの調査では、会議データをこうした「高度活用」に利用する割合が26.1%となった。専用のAI議事録・文字起こしツール利用者では、活用割合がさらに高い傾向も明らかになった。
会議や対話の記録は、単に「言った・言わない」を確認するためのデータから、業務や経営に活用する情報へと用途が広がりつつある。
LINE WORKSが全国の会社員と個人事業主1106人を対象に実施した調査で、4社に1社が会議データを高度活用している実態が見えた。それらの企業はどのような活用方法を取り入れているのか。
会議データの高度活用広がるも、約7割は確認・共有が目的
調査では、「業務改善や意思決定の分析」「研修・教育用途」「社内ナレッジとして蓄積」などを含む高度活用を行っている割合が26.1%となり、約4社に1社に上る。
一方、活用の中心は依然として確認・共有だ。「『言った・言わない』などの認識齟齬やトラブルを防ぐため」「決定事項やタスクの確認」「会議欠席者・参加者以外への内容共有」など、会議内容を後から確認したり関係者に共有したりする用途が68.9%を占めた。
記録手段では、「Microsoft Teams」や「Zoom」など、「Web会議ツールの記録機能」が86.1%で最多となった。「手書き・手入力」も30.6%を占める。AI議事録・文字起こしツールなどの「専用ツール」は20.7%で、「ボイスレコーダー」の21.2%とほぼ同水準であった。なお、Web会議ツールで記録している人のうち、専用ツールを併用している割合は27%だった。
専用ツール利用者では、高度活用の割合が相対的に高い。「業務改善や意思決定の分析」は専用ツール利用者が41.9%で、Web会議ツール利用者の14.7%を上回った。「研修・教育用途」は40.6%対10.9%、「AI学習用データとして活用」は36.2%対8.8%となっている。専用ツール利用者は平均7.9種類の会議・対話を記録しており、Web会議ツール利用者の3.6種類と比べ、記録対象も幅広かった。
今後の利活用に向けたニーズでは、「文字起こし精度の向上」が44.4%で最多となった。「内容の自動要約・要点整理機能」が32.8%、「話者分離機能」が22.6%、「必要な発言をすぐに探せる検索機能」22.4%と続く。文字起こしの精度に限らず、要約や内容の整理など、情報活用まで見据えた機能へのニーズが高まっている。
なお、今回の調査は全国の会社員・個人事業主を対象に、2026年7月7~12日にインターネットで実施し、1106人から有効回答を得ている。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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