フェイルオーバーは本当に動く? Google Cloudが障害注入機能のプレビュー提供開始

冗長化やフェイルオーバーの仕組みを用意しても、障害時に本当に想定通り動くかは別問題だ。可用性対策では、障害を避けるだけでなく、あえて起こして確かめる発想も重要になる。Google Cloudが、そのための新たな選択肢を打ち出した。

 システムの可用性を高めるため、データベースやネットワークを冗長化し、障害時の切り替え手順を設計することは重要だ。ただし、「フェイルオーバーできる構成になっていること」と、「実際の障害時に問題なく切り替わること」は同じではない。

 障害が発生すれば、データベースやネットワークだけでなく、それらに依存するアプリケーションも影響を受ける。構成上は冗長化されていても、実際に切り替えが発生したときに想定通り動くかどうかは、平常時の運用だけでは見えにくいからだ。

 こうした背景から、障害を避ける対策に加え、あえて障害を起こして挙動を確かめることも重要になっている。Google Cloudが今回発表した新機能も、そのための選択肢の一つと言える。

「壊して確かめる」をクラウド運用にどう組み込むか

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