AIに直してもらったら別の箇所が壊れた? 開発者が経験した「困りごと」
AIが書いたコードに問題が見つかったら、修正もAIに任せればよいのか。開発者への調査から、AIコーディングが速くなるほど見逃せない作業を探る。
AIによってコーディングの効率化、高速化が進んでいる。コードを書くときも、問題が見つかって修正するときも、AIに手伝ってもらえるからだ。
しかし実際には、AIコーディング支援ツールを使っている現場では新たな困りごとが起きている。バルテス・ホールディングスが2026年9月15日に公表した調査では、ツールを使う中で「かえって仕事が増えた」といった回答があった。何が起きているのか。
ツール利用者の77.5%が「困った経験あり」と回答
バルテス・ホールディングスの調査によると、AIコーディング支援ツールを業務で利用している人のうち、77.5%が何らかの経験があると答えた。最も多かったのは「修正した際に別の箇所が壊れた」で36.6%だった。次いで「気付かないバグが含まれていた」(35.2%)、「AIの出力が正しいか確認しきれなかった」(25.4%)が続いた。
AIを使えば、コードの作成や修正を速められる。だが、別の箇所に影響が出れば、原因を調べて対応しなければならなくなる。作業を速めるためのツールを使っていても、結果の確認や手直しに時間がかかる可能性がある。
確認に関する懸念は、今後の課題を尋ねた結果にも表れた。今後1~2年で最も課題になることを尋ねると、「AIの成果物を評価できる人材の不足」が44.8%で最多だった。「AIが作るスピードに人の確認が追い付かない」は24.2%だった。
AIに作業を任せられる範囲が広がるほど、出来上がったものをどう確かめるかが問われる。今回の調査は、コードを作る速さだけでは、開発が順調に進むかどうかを判断できないことを示唆している。
なお、調査はバルテスグループの顧客や同社が運営する「Qbook」の関係者を対象に実施し、165人から有効回答を得た。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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