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「国内ファイル転送」シェア(2010年度)
2010年度、出荷金額が前年比10.7%増となった「国内ファイル転送」。2011年度も市場拡大が予測されるシェア情報を紹介する。
アイ・ティ・アールの調べによれば、2010年度の国内ファイル転送市場は、前年比10.7%増(出荷金額ベース)の58億円に拡大した。
手軽に大容量かつセキュアな環境でデータを送れるとして、これまでのメール添付や宅配便などの代替手段として市場は拡大傾向にあり、2011年度も前年比12.8%増と引き続き伸びると予測されている。
2010年度の市場占有率(出荷金額ベース)を見ると、老舗のセゾン情報システムズが39.7%と1位で、高いシェアを維持している。2位のSaaS型製品を提供するNRIセキュアテクノロジーズは11.6%で、シェアを拡大しつつある。
市場全体を提供形態別に見ると、2010年度もパッケージの出荷金額が依然として62.1%と過半数を占めているが、SaaS型は前年比19.6%増と好調な成長を示しており、2011年度も前年比24.5%増とさらに拡大するとみられている。
昨今、非定型ファイルを社外企業とセキュアに交換するソリューションを求めるニーズが企業規模や業種を問わず高まっている。この課題に向けて、MFT(Managed File Transfer)と呼ばれる製品・サービスを提供するベンダーが国内においても増えつつあり、今後、企業におけるファイル転送ツールは、MFTという形態で進化していくことになるとみられている。
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