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» 2015年02月10日 10時00分 公開

プロジェクト管理ツールの導入状況(2014年)IT担当者300人に聞きました(3/5 ページ)

[キーマンズネット]

導入予定ではコストと操作性を重視、費用対効果を把握したいという声も

 次に、プロジェクト管理ツールの予算について聞いた。その結果、「導入済み」と答えた人では、1位が「10万円未満」で15.3%、2位が「フリーソフト」で11.9%、3位が「1000万円未満」で10.2%、4位が「100万円未満」で8.5%、5位が「1000万円以上」で6.8%といった結果となった(図3-1、「不明・未定」を除く)。

 また、「導入予定」と答えた人の1位は「100万円未満」で8.8%、2位が「10万円未満」で7.8%、3位が「1000万未満」で4.9%、同率4位が「1万円未満」と「1000万円以上」で3.9%となった(図3-2、「不明・未定」を除く)。

 企業規模でライセンスボリュームが異なるため、導入コストにバラつきが出るが、導入済みの2位で11.9%だった「フリーソフト」は導入予定ではわずか2%の回答にとどまり、フリーソフトを検討する傾向は少ないことが明らかとなった。

 次に、「導入済み」「導入予定」と答えた人それぞれに「重視ポイント」を尋ねた。その結果、導入済みでは1位が「運用コスト」で56.4%、2位が「操作性の良さ」で45.5%、3位が「機能の豊富さ」で40.0%、4位が「カスタマイズなどの拡張性」で36.4%、5位が「パッケージ導入コスト」で32.7%と続き、その中でも「最も重視」とする項目は、「機能の豊富さ」という結果となった(図4-1)。

 それに対し、「導入予定」と答えた人は、1位が「運用コスト」で59.0%、2位が「パッケージ導入コスト」で58.0%、3位が「操作性の良さ」で45.0%、4位が「工事進行基準対応性」で23.0%、5位は「他ツールとの連動性」で21.0%と続き、「最も重視」とする項目では「パッケージ導入コスト」だった(図4-2)。

 導入済みで重視された「機能の豊富さ」については、導入予定の企業ではあまり重視されておらず、コストを重要視する傾向が明らかとなった。反対に、導入済みでは10位の「工事進行基準対応性」が、導入予定では4位に順位を上げ、23.0%が重視すると回答する結果となった。

 従来、日本の会計基準では、工事進行基準と工事完成基準のどちらを採用するかは任意に決めることができたが、2009年4月より受注制作のソフトウェア業についても「工事進行基準」が原則になったことなどが背景にあると推測される。

 その他、導入予定の人に「知りたい情報」を尋ねたところ、「費用対効果の情報」や「業務効率化の定量的な比較情報」など、導入後の効果を数量的に把握したいという声や「セキュリティに対する取組みおよび仕組み」といったツール導入後の情報セキュリティ対策を考慮する声が聞かれた。

予算(導入済み・導入予定) 図3 予算(導入済み・導入予定)
重視ポイント(導入済み・導入予定) 図4 重視ポイント(導入済み・導入予定)

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