メディア

日本エイサーが「液冷」ファンレス機構のCore i5タブレット発表KeyConductors

エイサーが特許を取得した排熱処理技術「液冷」機能を備えたCore i5タブレットとはどのようなものか。

» 2016年08月09日 10時00分 公開
[キーマンズネット]

 2016年8月2日、日本エイサーは、Windows10 Proを搭載した2in1タブレット「Switch Alpha12」と、Windows10 Mobileを搭載した5.5型LTE対応SIMロックフリースマートフォン「Liquid Jade Primo」を発表した。

 「Switch Alpha12」シリーズ「SA5-271P-A54Q/S」「SA5-271P-A58U/S」は8月5日、「Liquid Jade Primo」は8月25日から、ともにダイワボウ情報システムより販売を開始する。「Switch Alpha12」シリーズは、専用ドッキングステーション、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスの3つをセットにして販売。より業務活用を意識した販売戦略が見て取れる。

ファンレス機構でCore i5搭載を実現した「Switch Alpha12」

 Windows10 Proを搭載した2in1タブレット「Switch Alpha12」は、法人向けに設計されており、場所を選ばない働き方と仕事の生産性向上をサポートする。キーボードは1.4ミリストロークを採用。マグネットにより本体と簡単に分離できるため、ノートPCからタブレットへの切り替えも簡単だ。またWindows10 Proを搭載し、データ漏えいを防ぐTPM 2.0やBIOSによるパスワード設定機能をもつため、ビジネスで使用できるセキュリティレベルを実現している。

 またCPUには最新のインテル第6世代コア(Core i5-6200U)を搭載。高性能で法人向け製品として十二分に選定対象となってくるスペックを実現した。一般的にCore iファミリーをプロセッサを使用すると、排熱処理が不可欠となりファンを内蔵する必要がある。そのためCore mファミリーのプロセッサを採用することが多いのだが、「Switch Alpha12」ではCore i5を搭載しながら「ファンレス化」を実現した。

 これにはエイサーが特許を取得した最新独自技術「Acer LiquidLoop」が大きく貢献している。ヒートパイプを通じて受熱ベースに集められたCPUの熱は、受熱ベースから伸びるパイプを伝って筐体内を循環する。パイプ内には冷却液が入っているが、同技術では液体の気化と液化を繰り返すことにより自然循環を実現。ポンプなどによる動力源が不要、ファンレス機構であるため、雑音がなくエネルギー効率よく消費電力を抑えることができた。

独自の排熱処理技術「Acer LiquidLoop」 独自の排熱処理技術「Acer LiquidLoop」

 同梱のワイヤレスキーボードは、フルピッチでキーストロークも1.4ミリと深いためノートブック並みの快適さ。U字フレームのキックスタンドは、最大165度まで角度調整が可能で、利用状況に応じた使い分けができそうだ。

 Windows10 Anniversary Updateで提供される「Windows Ink」に対応したスタイラスペン「Acer ActivePen」も同梱。256段階の筆圧検知、独自の「Acer Hover Access Support機能」により、スタイラスペンのボタン操作だけで付箋アプリやマイクロソフトのアプリ「Fresh Paint」を立ち上げることができる。詳細のスペックは同社製品ページより。

ワイヤレスキーボード装着時ワイヤレスキーボード脱着時 (左)ワイヤレスキーボード装着時、(右)ワイヤレスキーボード脱着時

Windows10 Mobileを搭載した「Liquid Jade Primo」

 Windows10 Mobileを搭載した「Liquid Jade Primo」は、薄さ約8.4ミリ、軽さ約150グラム、5.5型でLTE対応のSIMロックフリースマートフォン。液晶モニターの視野角は176度と広く、背面には2100万画素、前面には800万画素のカメラを搭載している。

 Windows10 Mobileを搭載することにより、基幹システムや既存のWindowsマシンとの連携、Officeにも対応し、Windows基盤の企業にとってはスムーズな連携が期待できる。企業が新しく導入する場合でも、SharePointやExchange、Skype for Businessなど、導入済みのマイクロソフトサービスの継続使用が可能。最新OSやアプリのバージョン管理も一括でできるため、システム管理者の手間も削減できそうだ。

 Windows10 独自の機能「Continuum for Phone」(以下、Continuum)にも対応。Windows10 Mobile端末をモニターやキーボードに接続してPCにように使える機能だが、同製品では無線に加えて日本市場では数少ない有線でのContinuumもサポートしている。これは有線接続で、より安定した接続が可能になるためストレスなくContinuumを軽快に動作させるための対応だという。

「Liquid Jade Primo」専用ドックによる有線接続 (左)「Liquid Jade Primo」(右)専用ドックによる有線接

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

会員登録(無料)

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。