次に経費精算システムを選定・活用する際に重視した(する)ポイントを、1〜3位を選択する形で聞いた。1位に選ばれた項目ついては、導入済み/導入予定とも「導入コスト」「操作性の良さ」「運用コスト」の順となった。
さらに、1〜3位に選ばれた合計値で見てみると、導入済み/導入予定とも上位4項目は「導入コスト」「操作性の良さ」「運用コスト」「他システムとの親和性」が大多数を占めた。
導入済みと導入予定との間で差が大きい項目としては、「安定性・可用性」が「導入済み」の回答者に重視される傾向があり、「柔軟なフロー設計、カスタマイズ性」と「モバイル対応」の2項目では「導入予定」の回答者により重視される傾向があった。
この2項目に関しては、前編で紹介した経費精算業務に対する課題や不満で見たように、「自社で導入している経費精算システムが使いづらい」「社内からでないと経費申請処理ができない」が経費精算業務の主な課題・不満になっていること関連していそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。