IT導入完全ガイド
プロジェクター選び、法人向けは使い方で決める(5/5 ページ)
ビジネスプロジェクターをインタラクティブに使う
一般的なプロジェクターは、本体とスクリーンの間に一定のスペース(おおよそ2メートル以上)が必要だ。そのため、プレゼンテーションなどで講演者が本体とスクリーンの間に入り込んでしまい、影が映ってしまう経験をした人も多いだろう。このような場合、「超短焦点モデル」と呼ばれるジャンルのビジネスプロジェクターを選定に入れたい。
その多くはスクリーン上部の天井に据え付けて使うもので、レンズとスクリーンとの間が約15センチ程度あれば、60~80インチの広さで投映できる。学校などの文教領域での導入が主となるジャンルではあるが、オフィスでも活用の幅は広い。また、学校では黒板に投映することが多いことを踏まえ、湾曲した黒板であっても適切な画面を表示できる機能や、緑色の黒板に直接投映しても色調を正しく補正する機能を備えたモデルがある。
エプソン「EB-1460UT」
- 明るさ:4400ルーメン(全白/カラー)
- 投映方式:3LCD方式
- 光源:300ワット UHE(水銀ランプ)
- コントラスト比:16000:1
- 解像度:WUXGA(1920×1200)
- 消費電力:477ワット(ノーマル)
- 外形寸法:474×447×130ミリ
- 質量:約8.5キロ
カシオ計算機「XJ-UT351WN」
- 明るさ:3500ルーメン
- 投映方式:1chip DLP方式
- 光源:レーザー&LEDハイブリッド方式
- コントラスト比:20000:1
- 解像度:WXGA(1280×800)
- 消費電力:185ワット(デフォルト)
- 外形寸法:413×333×153ミリ(突起部、ケーブルカバーを含む)
- 質量:約5.7キロ
インタラクティブ機能を活用したい
超短焦点モデルには、「インタラクティブ機能」を備えるものが多い。主に投映した画面に、専用の電子ペンを使って疑似的に書き込みできるものだ。また、書き込んだ文字を投映資料と組み合わせてプリントアウトしたり、データ化して共有したりもできる。
モデルによっては、インターネットごしに出力内容を共有する機能を持つものやビデオ会議システムと組み合わせて資料とビデオ会議画面の同時投映ができるものもある。これいにより、遠距離拠点間で疑似的に合同会議を行うといった新しい働き方が実現できる。
また、机に備え付けることで天板をスクリーンとして設計図や工程表などを投映(テーブル投射)するといった使い方もできる。その様子は、あたかも模造紙を広げた机の周りに集まって、ペンで変更点などを書き加えながら会議するようなものだ。
このようにビジネスプロジェクターは、単なる投映デバイスから「顔が見えるコミュニケーション」のためのツールとして進化している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
IT導入完全ガイド
注目の技術やITツール。そもそもどういったモノで何に使えるのか、どんなモノを選ぶべきか、課題はあるか、といった情報を基礎から徹底解説します。
この記事の著者
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
Teams会議をAIエージェントの「教材」に 埋もれた経験則を資産に変える新たな手法とは
-
2
手作業で消耗する人とそうでない人の差 全員がAIを「当たり前に使う職場」の作り方
-
3
神戸市、Copilotの弱点を「Dify」でどう解決? あえて自前でAI環境を構築した理由
-
4
Microsoftが進めるCopilot再編 「Microsoft Copilot」への移行で、企業への影響は?
-
5
AIを入れても仕事は変わらない? アビームとNotionが「企業ナレッジ」に注目する理由
-
6
iPhoneが「再起動後だけ」落ちる怪……犯人は40年前のUNIXコード なぜ今も?:897th Lap
-
7
AI攻撃は「調べて対応」では間に合わない ゼットスケーラーがSOCをAIエージェント化
-
8
双日調査、Copilot導入企業の87.5%が「情報分散」を課題 「横断検索AI」に期待か
-
9
AI研修を受けた人は1割未満 「学びたい」4割超なのに、なぜ?
-
10
AI人材を採用できない中小企業、専門家を「必要な時だけ」活用する支援サービス
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー