調査の結果見えてきたテレワーク導入に際する課題はどのように解決したらよいのか。本田氏は「スマートデバイスを活用できていない」「セキュリティのリスク」という2つの問題は、デジタルの力で解決できるとして、「デジタルワークスペース」という同社の製品プラットフォームのコンセプトについて紹介した。
デジタルワークスペースとは、利便性とセキュリティの安全を保ちつつ、「場所やデバイスを問わずに全ての業務アプリへアクセスできる環境」を指し、同社はこれを提供するためのプラットフォームとしてVMware Workspace ONEを展開している。
この環境を利用することで、例えば各ユーザーは、シングルサインオンで場所やデバイスを問わずに業務のアプリケーションを使用することができる。管理者は、デバイスや社員の役職に応じたアクセス権限を統合管理でき、セキュリティも確保されているという。
現在では、日本パレットやJR西日本、ヤマトシステム、NTT AT、日本キャタピラーといった企業が同社製品を導入し、スマートデバイスによって働き方改革を推し進めていると本田氏は話した。
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