本コラムは2016年10月18日に掲載した「休職者の穴を埋めるストレス〜その言動が社員をダメにする」を再編集したものです。
あなたの部下であるCさんがメンタルヘルス不調となり、休職することになりました。Cさんが担当していた仕事は、あなたを含め、今いるメンバーで補う必要があります。
日頃から忙しく働くメンバーに、さらに負荷を掛けなければいけなくなりました。あなたはCさんが担当していた業務の役割分担を各メンバーに指示しましたが、重要なプロジェクトは部署で1番信頼のおける優秀でまじめなDさんにお願いしました。
快く引き受けてくれたDさんはいつも通り要領よく対応し、不満1つ言わずに仕事をこなしていました。気に掛けた同僚が手伝うことを申し出ても、この仕事は自分が任されているからと1人で対応していました。
あなたもDさんに負荷が掛かり大変だとは認識していましたが「優秀だから大丈夫だろう」と考えていたのです。しかし彼の負担もピークに達し、ストレスからの体調不良、遅刻や簡単なミスなどメンタルヘルス不調の前兆が表れてきました。
Dさんがメンタルヘルス不調にならないためにできることは、一体何でしょうか?
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