戸田氏は「Lenovo Researchによる性能評価では490WPM(編注:1分あたりの文字入力数)を実現している」と胸を張る。タイピングの世界記録は256WPM程度の速度だというから、誰が仮想キーボードをたたいたとしても、文字入力に遅延は発生しないことになる。さらに性能が向上したことで、「フィンガーレスト」(キートップを押さずに指を添えている状態、キートップに触れるが入力はしていない)の挙動にも問題なく対応できるようになった。
筆者もこのイベントで実際にHaloキーボードを操作してみたが、リアルな打鍵感が味わえることに驚いた。その感覚を支える技術が「クロスモーダルフィードバックだ」と戸田氏は解説する。
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