帳票の利用状況/前編(2019年)(1/3 ページ)
企業で利用する帳票は「紙」なのか、「データ」なのか、それらをどのように管理しているのか。アンケート調査で聞いた。さらに帳票を紙で管理する企業の課題も浮き彫りになった。
キーマンズネットは2019年5月16日~28日にわたり「帳票の利用状況」に関するアンケートを実施した。全回答者数158人のうち、情報システム部門が41.1%、製造・生産部門が16.5%、営業/企画・販売/促進部門が11.4%、経営者・経営企画部門が6.3%などと続く内訳であった。
今回は、企業で利用している帳票の「管理方法」と、主に紙で管理している方の「理由」や「具体的な帳票類」「苦労している点」など、帳票の利用状況を把握するための質問を展開した。帳票をデータ化して管理する割合が前回調査時の2018年から13.1ポイント増加するなど、全体的に紙で管理する割合が減少傾向にあることなどが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。
帳票をデータ管理する企業が半数超え
はじめに「業務で帳票の作成や利用に関わる立場であるかどうか」を聞いたところ、全体の63.9%と約6割が「何らかの帳票の作成や利用に関わっている」と回答した。
「関わっている」とした回答者に、利用する帳票は「紙」なのか、「データ」なのか、どのように管理しているのかを尋ねた結果「部分的にデータ化しているが、紙に出力して管理している」45.5%、「部分的にデータ化しており、紙はスキャンするなどでデータ化して管理している」41.6%、「全てデータ化しており、データのまま管理している」9.9%、「全て紙で運用し、紙で管理している」3.0%と続いた(図1)。まとめると全体の97.0%が帳票のデータ化に着手していることが分かる。
詳細を2018年2月に行った同様の調査と比較すると「部分的にデータ化している」割合が87.1%と2018年より11.9ポイント増加している代わりに「全てデータ化して管理」している層が6.8ポイント、「全て紙で管理」している層が5.1ポイントとそれぞれ減少していた。
一方で、管理面で見ると「紙で管理する」割合が61.6%から48.5%に減少する代わりに「データ化して管理する」割合が38.4%から51.5%と13.1ポイント増加した。約1年で、紙で帳票を管理していた企業が、部分的なデータ化に着手しはじめていると推察できる。
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