肥大化する送電設備の稼働率を可視化する際にもTableauを活用する。送電設備は長期的にスリム化が必要と考えられるが、古くなった各設備を補強するか廃止するかの計画を作る根拠として役立つ。こちらは水野氏の関与はほとんどなく、現場スタッフが自主的に100を超えるビューを作成して共有、活用しているという。ユーザー部門だけでデータの利活用ができた事例だ。
現場の業務実態の把握のために、電力ネットワーク領域で支店、営業所の業務実態のKPIを可視化した。従来はExcelのマクロで作成していたものが、Tableauによって簡単に作成できた。Tableau DesktopとTableau Readerをうまく組み合わせながら現場に展開したという。
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