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» 2021年08月17日 12時30分 公開

欧州で関心が高まる量子コンピューティング、企業の投資意欲は?

世界から期待と関心が集まる量子コンピューティング技術。年間IT予算の17%以上を量子コンピューティングに投入する企業の割合は、2023年には19%にまで増加するという。

[キーマンズネット]

 量子コンピューティングへの投資は今後24カ月で増加する見通しだ。IDCは、年間IT予算の17%以上を量子コンピューティングに投入する企業の割合は2021年の7%から、2023年には19%にまで増加すると予測する。量子コンピューティングによるAI(人工知能)機能の強化やセキュリティの向上、アルゴリズムの最適化を通じて、ビジネスプロセスを改善し、競争優位性を確立したい企業が投資のけん引役となるだろう。

量子コンピューティングは企業競争力に貢献するものとなるか?

 IDC Japanが発表した最新の調査結果によると、2021年初頭において、量子コンピューティングに関心のある企業のうち5分の1が「現在使用している」と回答し、3分の2が今後18〜24カ月以内に検証を開始する予定だと回答したという。

 テクノロジーの複雑性やスキルセットの制約、リソース不足、コストの問題により、量子コンピューティングへの投資に踏み切れない企業もある。こうした懸念を解消するために、量子コンピューティングベンダーや一部のクラウドサービスプロバイダーおよび独立系ソフトウェアベンダーは、検証用のクラウドベースの量子コンピューティングソリューションを企業向けに提供している。

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