oViceは、バーチャルオフィス「ovice」の文字起こし機能を公開した。約60種類の言語に対応した会議の文字起こしに加え、同時翻訳やAIを活用した議事録生成が可能。oviceの「Business」プランを契約しているユーザーが利用できる。
oViceは2023年11月30日、バーチャルオフィス「ovice」の文字起こし機能を公開したと発表した。会議の文字起こしに加え、同時翻訳やAIを活用した議事録生成が可能だ。
oviceは、インターネットの仮想空間に構築されたオフィス空間だ。新型コロナウイルスの感染拡大によってテレワークを採用する企業が増え、「従業員の様子が分からない」「会議以外の気軽なやりとりが難しい」といった課題を解決する手段としてバーチャルオフィスが注目された。その後ハイブリッドワークの普及に伴い、オフィスワーカーとテレワーカーのコミュニケーションの場として期待を集めている。2020年8月にサービスの提供開始以降、バーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなどで利用されている。
既存ユーザーからは「会議の発言内容を自動で文字に起こしたい」「海外拠点のメンバーとの打ち合わせが多いので、翻訳の機能がほしい」といった声が寄せられていたという。公開した文字起こし機能は、こうした声に応えたものだ。自動で発言の内容を文字に起こす。約60種類の言語に対応しており、複数の言語の発言も設定した言語に自動で翻訳する。AIを活用した議事録の要約生成機能も利用できる。
文字起こし機能は、oviceの「Business」プランを契約しているユーザーが利用できる。利用に当たっては、申し込みフォームからの申し込みが必要だ。
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