東京都と東京都中小企業振興公社は、中小企業のデジタル化促進を目的とした助成金の申請受付を開始した。
東京都は「令和6年度第1回中小企業デジタルツール導入促進支援事業」の申請受付を開始した。都内の中小企業における事業活動のデジタル化を促進し、継続的な成長、発展を支援する目的で、デジタルツールの導入に必要な経費の一部を助成するものだ。
この制度では、クラウド型会計ソフトや業務自動化ツールなど、新規で導入するデジタルツールの購入にかかる経費と必要な初期設定、カスタマイズや運用、保守に必要な経費の一部が助成される。ソフトウェアの導入に当たって必要な専用機器(ハードウェア)が必要となる場合は、それも助成対象となる。その場合の助成上限額は20万円までだ。
募集要項は次の通りだ。一部で助成対象外のものもあるため、申請前に確認しておきたい。
助成対象経費 | 新たに導入するデジタルツール(ソフトウェア、クラウドサービス)にかかる購入費など(例:会計ソフト、受発注ソフト、出退勤管理ソフトなどの業務改善ソフトウェアなど) |
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助成対象外 | PCやタブレット端末などのハードウェア、OS、セキュリティソフト、表計算や文書作成ソフトなどの汎用(はんよう)性の高いソフト |
助成率 | 助成対象経費の2分の1以内(小規模企業者は3分の2以内) |
助成限度額 | 100万円 |
支援対象 | 都内中小企業者など(会社、個人事業主、中小企業団体) |
募集期間 | 2024年6月11日〜7月5日まで(※) |
※政府提供する電子申請システム「Jグランツ」で申請する。Jグランツを利用するには、事前に「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要となる。申請受付期間内でも予算額に達し次第、受付を終了する場合がある。
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