Power Automateでフローを作成する前に、個別に送るメッセージの送信先や文面を考えます。その上で、名前などのユーザー毎に変える必要のある情報をどのように取得するか考えます。
情報の取得は後で考えればよいので、まずは書き出してみます。今回はこのような文面にしようと思います。
項目 | 内容 |
---|---|
送信先 | tfunakoshi@example.com |
タイトル | 9/6 11:00 – 12:00の新社内システム全社員向け説明会へ忘れずにご参加下さい |
本文 | Funakoshi Takumiさんへ 先日は、「新社内システム全社員向け説明会」参加日程アンケートへの回答ありがとうございました。 来週、9/6 11:00 – 12:00が、Funakoshiさんに参加申し込みいただいた説明会となります。 忘れずにご参加ください。 もしご都合がつかなくなってしまった場合は、本メールへの返信でご連絡ください。 |
この中で、ユーザーごとに変わる部分情報を確認します。
項目 | 内容 |
---|---|
送信先 | tfunakoshi@example.com |
タイトル | 9/6 11:00 – 12:00の新社内システム全社員向け説明会へ忘れずにご参加下さい |
本文 | Funakoshi Takumiさんへ 先日は「新社内システム全社員向け説明会」参加日程アンケートへの回答ありがとうございました。 来週、9/6 11:00 – 12:00が、Funakoshiさんに参加申し込みいただいた説明会となります。 忘れずにご参加ください。 もしご都合がつかなくなってしまった場合は、本メールへの返信でご連絡ください。 |
上記の表2で赤字にした部分が、ユーザーごとに変わる情報になります。これらの情報をどのように取得するかを表3として改めてまとめました。
項目名 | 値の例 | 取得方法 |
---|---|---|
メール送信先 | tfunakoshi@example.com | Excelのリスト |
ユーザーのフルネーム | Funakoshi Takumi | Excelのリスト |
説明会の日時 | 9/6 11:00 – 12:00 | Excelのリスト |
ユーザーの姓 | Funakoshi | メール送信先を元にPower Automateから取得 |
今回はExcelのリストと、Power Automateのアクションを使えばデータ取得できることが分かりました。他に追加のデータなどを用意する必要はないので、フローの作成に移りましょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。