金属に匹敵する高剛性をもつ筐体、レノボが新ThinkPadを発表(2/2 ページ)
「ThinkPad X1 Carbon」に採用された新技術
新製品の開発に携わったJDC 機構技術 システム機構設計の潮田達也氏からは、「ThinkPad X1 Carbon」に採用された新技術について説明が行われた。
まず「小型化・狭額縁設計」。2つ目がX1 Carbonの「新世代超軽量カーボンハイブリッドカバー」についてだ。これら2つの開発によって、よりコンパクト化と軽量化、堅牢化が実現した。潮田氏は「ThinkPad X1 Carbonは、ThinkPad史上最も軽量で高剛性を実現した製品。今回、より軽く、強く、美しくなった新製品を紹介させて頂くことを喜ばしく思っています」と語った。
まず、狭額縁にしつつカメラはBestなポジションに配置した。アンテナやケーブルは下部筐体へと収められた。また、筐体に埋め込まれたガラス繊維強化樹脂により、LTE、3G、Wi-Fi、BT、NFC、WiGigなどのあらゆるワイヤレスに対応した。LTEアンテナの性能試験は、通常のフィールドテストに加えて、横浜、ノースカロライナ、ミュンヘンで、ユーザーの使用環境を想定して非常に詳細なデータをとっている。
静音性についても、QMD(Quiet Metal Dome)カーボン繊維を使ったスイッチにより、隣でもほとんどクリック音が聞こえないレベルに改善。PC利用時の操作音などを周囲に配慮できるよう工夫が凝らされている。
最後にUX&ノートブックソフトウェア開発の吉山典利部長により、新製品のソフトウェアについて説明。変更点は2017年版 ThinkPadキーボードと、プログラムと機能の2点だ。
キーボードはファンクションキーの割り当てにユーザー定義キーを用意するなど、ユーザビリティを向上させ、さらにキーボードマップによるファンクションキー機能の解説を用意し、分かりやすさを追求。
プログラムと機能はドライバのセットアップをINFインストールに変更するなどして、プログラムと機能のエントリーを26アイテムから8アイテムへと大幅に削減した。吉山氏は「今後もレノボのユーティリティーをより分かりやすくしていきたい」と締めくくった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
イベントレポートアーカイブ
この記事の著者
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
Claude Codeに「仕事を丸投げ」して事故らないための基本運用ルール
-
2
48年も愛された名作CPU「Z80」を、引退に追い込んだ“抗えない事情”
-
3
M365 Copilot全庁展開で月2000時間削減 現場がAIを「使いたくなる」習慣化の仕組み
-
4
社員の「セキュリティ訓練」、他社はどの程度やっている? 気になる隣の実施状況
-
5
ダークWebに流出した認証情報を即通知 ジョーシスが「悪用前」の初動対応を支援
-
6
無料で国産生成AI「Sarashina」が利用可能に APIとチャット機能のベータ版を公開
-
7
企業向けAIは「大規模LLM」一択ではない Zohoが重視するコストとデータ保護
-
8
損保ジャパン、2万人の「Gemini活用」どう管理? 推進者が語る「リスク回避」の仕組み
-
9
「AIのファクトチェック」を誰がする? 「AIのウソ」を検証する新サービスとは
-
10
C言語は「危険」と言われても、専門家が「使う価値は十分にある」と言うワケ:900th Lap
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー