5分で分かる最新キーワード解説
まるで聖徳太子の耳のように複数話者を聞き分ける「分離集音」技術とは?(3/4 ページ)
【第2段階】話者を特定する
次の段階では、複数マイクへの音の到達時間の差をもとにして話者の位置を割り出し、それぞれに分離した音声を割り当てる。この段階で対象とする音声以外の雑音は切り捨てられる。このクラスタリングもリアルタイムに行える(図6)。
話者の特定は、現在のところ会議室などでの簡便な利用を念頭に、3人程度までの話者の音声分離を対象にしている。マイクを多くすれば多人数の話者の分離ができる(話者の数に対してマイクの数が同数以下で正確に分離可能)のだが、マイクを多くすると計算量が増えてしまい、タブレットなどのような比較的性能に制約がある端末ではリアルタイムに使えなくなってしまうからだ。
なお、話者の位置は録音中も厳密でなくて良く、自席で前後左右に動く程度のことは分離精度に影響しないという。ただし、立ち歩いたり話者の位置が入れ替わったりすることは想定していない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
5分でわかる最新キーワード解説
この記事の著者
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「パスキーはワナだ、使うな」にネット騒然 プロが“待った”をかけるワケ:902nd Lap
-
2
今、IT資格を取るならどれ? ランキングに見る「急浮上の資格」と「不動の資格」
-
3
「Gemini Notebook」で始める「AI×自動化」実践ガイド
-
4
大田区、年1000時間の問い合わせを「AI電話」で削減できるか? 実証実験で見えた課題
-
5
なぜ、突如「PHPパニック」は起こったのか? 緊急メンテ続出の理由とその後
-
6
止まらない不正アクセス、広がる情報漏えい 大手企業・公的機関を襲った10事案
-
7
PHP脆弱性、自社のリスクは? 今すぐできる点検の手順とPHP以外の注意点 無料点検も登場
-
8
48年も愛された名作CPU「Z80」を、引退に追い込んだ“抗えない事情”
-
9
磐田市、財務会計業務への生成AI導入実証 年間590時間、約177万円の削減効果を確認
-
10
Microsoftの“あのキャラ”がまさかの復活? 公式「X」乗っ取り事件の珍騒動:901st Lap
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー