5分で分かる最新キーワード解説
肩越しに手元を見ながら作業を教えてくれる 「遠隔操作ロボット二人羽織」って何?(1/3 ページ)
まるで自分の両手のように自在に動く「二人羽織」ロボット。今後、どういった活用が期待されるのだろうか。開発の背景を聞いた。
自分の背後から伸びる2本のロボットアーム、肩越しに手元をのぞくロボットカメラ。まるで先生が後ろから手をとって教えてくれるかのように、ロボットアームが手の動きを見ながら手仕事の手順を指示してくれる……。宴会芸「二人羽織」のようなウェアラブルロボットが誕生した。いったい何のために? 開発者に聞いた。
「遠隔操作ロボット二人羽織」って何?
人間の活動を支援してくれるロボット技術は数々登場しているが、人と人とが同じ視点を共有しながら体の動きを直接ガイドできるウェアラブルロボットは数少ない。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任講師のヤメン・サライジ氏が開発した「Fusion」は、そんなウェアラブルロボットの新コンセプトだ。
「ロボット二人羽織」を体験してみると
百聞は一見に如かず、早速「二人羽織」ロボットを背負わせてもらった。リュックサックのように背中に背負う金属フレームの中心には、小型コンピュータとバッテリーが入った四角い箱がある。背負い籠のような形状のフレームににつくりつけられているのは2本のロボットアームと、2個のカメラを搭載したロボットヘッド(カメラモジュール)だ。
これを背負った人は、まるで手の長い人をおんぶしているような形になる。二人羽織と違うのは、人間が自分の両手などの身体を自由に動かせることと、ロボットヘッドが肩越しに人間の手元や周囲の状況を捉え、少し離れたところに座った操作者(ここではサライジ氏にお願いした)が装着したVRヘッドマウントディスプレイ(Oculus Lift)に映し出しているところだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
5分でわかる最新キーワード解説
この記事の著者
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
Claude Codeに「仕事を丸投げ」して事故らないための基本運用ルール
-
2
48年も愛された名作CPU「Z80」を、引退に追い込んだ“抗えない事情”
-
3
M365 Copilot全庁展開で月2000時間削減 現場がAIを「使いたくなる」習慣化の仕組み
-
4
社員の「セキュリティ訓練」、他社はどの程度やっている? 気になる隣の実施状況
-
5
企業向けAIは「大規模LLM」一択ではない Zohoが重視するコストとデータ保護
-
6
無料で国産生成AI「Sarashina」が利用可能に APIとチャット機能のベータ版を公開
-
7
ダークWebに流出した認証情報を即通知 ジョーシスが「悪用前」の初動対応を支援
-
8
損保ジャパン、2万人の「Gemini活用」どう管理? 推進者が語る「リスク回避」の仕組み
-
9
C言語は「危険」と言われても、専門家が「使う価値は十分にある」と言うワケ:900th Lap
-
10
「AIのファクトチェック」を誰がする? 「AIのウソ」を検証する新サービスとは
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー