IT資産管理ツールの導入状況(2019年)/前編(1/3 ページ)
PC以外の管理端末が増えた今、IT資産管理ツールの需要が伸びている。導入率や導入形態、1ライセンス当たりの価格などを企業に聞いた。ここ数年で動きはあったのか。
キーマンズネットは2019年3月27日~4月18日にわたり、「IT資産管理ツールの導入状況」に関する調査を実施した。全回答者数163人のうち、情報システム部門が44.2%、製造・生産部門が16.0%、経営者・経営企画部門が6.1%、営業・販売部門が4.3%などと続く内訳であった。
今回は、IT資産管理ツールの「導入状況」や「管理状況」「導入目的」などを分析。2016年に実施した前回調査とも比較した。IT資産管理ツールの導入形態としてクラウド型を採用する割合が増加していることや、1人当たりの管理対象端末が1台以上に増えてきていることなどが分かる結果となった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。
IT資産管理ツール“6割”が導入済み、クラウド型の利用がここ3年で増加
はじめに「IT資産管理ツールの導入状況」について尋ねたところ、リプレースの有無にかかわらず「既に導入済みである」が59.9%、「新規で導入を検討している」が6.8%、「導入を検討していない」が33.3%であった(図1)。この結果を2016年9月に行った同調査と比較すると「導入済み」の割合が8.7ポイントと増加しており、特に企業規模が大きい企業の導入率が高い傾向にあった。
IT資産管理ツールを「導入済み」「導入予定」と回答した人にその導入形態を聞いたところ、「ソフトウェア」が66.7%、「クラウド(SaaS)・ASP」が16.7%、「不明・未定」が16.7%と約7割がソフトウェアを選択している結果となったが、2016年に行った前回調査と比較したところ「クラウド(SaaS)・ASP」の割合が増加しており、クラウド型のサービス利用が増えてきている傾向が見て取れた。1ライセンス当たりの導入コストは「1000円未満」が31.5%と最も多く、「1000~3000円未満」26.9%、「5000~1万円未満」17.6%と続いた(図2)。クラウド型の利用が増加していることも要因の1つとなり、利用コストが安く抑えられてきているようだ。
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IT担当者300人に聞きました
業務課題、注目のITツール……。話題には上るけれど、実際のところはどうなのか。キーマンズネット会員の声で知る、隣のカイシャのIT事情。読者のホンネを紹介します。
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